WordPressドメイン変更方法(当サイト引っ越し完了のお知らせ)
このたび、WordPressのドメイン変更が無事に済んだので、報告させていただきます。
今回初めての、ドメイン移行作業だったのですが、思っていた以上にそう簡単ではない道のりでした。
そして、色々勉強になりました。
まず一番目に、やらかしてしまったミス。
それは、旧ドメイン「https:mynote7.com」を早々に契約を解約してしまったこと、ですね。(使用期限2021/9/2まで)
解約してから知りましたが、検索エンジンがサイトを認識するまでの、約180日から1年間はリダイレクト設定したドメインの解除はしない方が無難とのこと。(「SEOへ悪影響を与えないドメインの変更方法」のサイトに詳しく記載あり)
ただ幸いにも、このブログはまだ開設して1年。しかも閲覧者数も少なく、大きなダメージではなかったのですが、今後ドメイン変更時には気を付けたいポイントだと思いました。💡
今回ドメイン移行するにあたり、まずはじめに下の3つのブログを参考にしました。
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WordPressサイトのドメイン名だけ変更、移転する場合の手順
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【ベテラン直伝】WordPressのドメイン変更方法と作業前に読むべき注意点!おすすめプラグインも紹介
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【徹底解説】WordPressドメイン変更の手順と注意点(2021年最新)
最初、いくつかのサイトの解説をサクッと読んだあと、1のブログにて書かれてある「既存のWordPressをそのまま使ってドメインだけ変更する方法」がデータベースを変更せずにすむので良さそうだと思い作業へ入ろうとしたところ、2のブログに出会い、その内容だと1の方法はお勧めしないと書かれてありました。
どういうことかな?と思いさらに更に詳しく調べてみると、3のブログ内でお勧めしない理由について詳しく書かれてありました。☟
一部のネット記事で見られるような、WordPressドメイン変更作業の情報として「WordPressアドレス(URL)とサイトアドレスの変更」がありますが、その記事には十分にご注意して下さい。
上記の方法ではサーバー内データや記事内のドメイン情報は変更とならないため、表示が崩れたりリンク切れを起こす可能性があります。最悪の場合、サイトが表示できなくなる可能性もあるため、大変危険です。
ムムム…。危険と言われたら、その道にいくことはできない。
ということで、2と3のブログを参考に、「新しいWordPressを作ってデータを全て移す方法」でドメインの変更を行うことにしました。手順は下の通りです。
- 旧本番(mynote7)のDB情報をphpMyAdminを使用して、DB情報(sqlファイル)を抽出
- 旧本番(mynote7)のWordPressの全ファイル情報をFFFTP等を使用して、ローカル環境にダウンロード
- 新本番(kamirulife)のレンタルサーバーにドメインの追加・設定(SSL化も含む)
- phpMyAdminを使用して、新本番(kamirulife)環境に新たなDBを作成したら、1で抽出した DB情報(sqlファイル)を復元
- 2でローカルに保存した「wp_config.php」のDB接続情報を、上で作成したDB接続情報に書き換える。
- 上で修正した「wp_config.php」のファイルと、2で保存した全ファイルと共にFTPにて、新本番のサーバーへアップロード
- 6でファイルをアップロードした階層と同じところに「Search Replace DB(=Search and Replace for WordPress Databases Script=Database Search and Replace Script in PHP)」のフォルダを置いて起動し、旧URL→新URLへ置換
- 新サイト(kamirulife)のWEBサイトを立ち上げ、問題なく閲覧できるか確認する。
- 旧本番(mynote7)のhtaccessファイルに、301 リダイレクトを追加する。
- 新サイトのGoogle search consoleを登録 (のちほどでいいのでサイトマップも登録しましょう)
- 新サイトのGoogleアナリティクスを登録し、9と結びつける。
- 旧サイトのGoogle search consoleより、旧サイト→新サイトのアドレス変更の設定を行う。(インデックスの結果が反映されはじめる期間が、301リダイレクトだけだと1週間~2週間かかるところ、アドレス変更の設定もしておくとさらに短い期間で済むそうです。)
- bingのWebマスターツールにも登録しよう。
なんていうか、、、、え、え、えげつない😱作業量!!!ひ~~~。
今回は初めてのことが多く、戸惑うばかり。1つ1つの作業を、毎回調べて行うため、結構時間を要しました。💦
特に手こずったのは、手順7の「Search Replace DB」を使って行う、旧ドメイン→新ドメインのURLの置き換えです。
作業内容は、ただ単に、SQLファイル内の「mynote7.com」→「kamiru-life.com」へ名前を変換するだけです。
以前は、VsCodeなどのテキストエディタを使って、URLを置き換えたり、phpMyAdminにてSQL文を実行して書き換えする方法で良かったようですが、
現在は、wp_optionsとかwp_postmetaのテーブルにシリアライズされたデータが使われていたりすることもあり、シリアライズを考慮した変換ツールを使わないと正しく置き換えされないようです。
「シリアライズ」っていう言葉もしらなかったくらいです。🙉(調べたらすぐに説明してあるサイトがヒットします👍)
色々なサイトの「Search Replace DB 」の変換ツールについて使用手順を読みましたが、私が見た中では右のサイトだけ、 Search and Replace for WordPress Databases Script の置き換え時の注意点として、「replaceにhttp(s)や/(スラッシュ)を付与」してはいけないよ、と書かれてありました。
最初他のサイトを参考にしていたのでそんなことは露知らず、「https://mynote7.com」→「https://kamiru-life.com」で置き換えを・・・。🙀
後からこの記事を読み、再度やり直したところ、wp_optionsのテーブルにて、3件のURLが置き換わっていなかったことが分かりました。
どちらの置換結果も、WEBサイトの表示上は、問題なく表示されていましたが、内部にて古いURLが3つも変換されずに残っているというのは、恐ろしいことなので、早めに気づくことができて良かったです。
実は今回、お前はバカなんじゃないのかっていうオチがあるのですが、このドメイン名、いざサーバーへ登録するって時に、「あれ?ちょっとこのドメイン名よりも、○○にした方が良かったかな・・・。」って思ってしまったんです💦(笑)
なので、もう一度だけ変更しようかなと思っています。(;’∀’)/ (次は2回目だから作業が早いぞ~✨⤴)
次のドメイン変更時にでも、1~12の手順について、もう少し詳しくまとめた情報をアップしていけたらと思っています。
本当は、ドメイン変更のタイミングでホームページも一緒に改定したかったのですが、作業が大幅に遅れてしまっています。毎日集中して、コツコツ地道に頑張っていこうとおもいます。
これからも末永くよろしくお願い致します。🐈m(__)m